この記事でわかること
  • なぜ「いいんですよ」がAIに伝わらないのか
  • 変換の具体的ステップ
  • 変換の例
  • この「変換」をする上での注意点

「うちのサービスはいいんですよ。本当に、心を込めてやっているんです」

これは、グロースコントに相談いただく経営者から、最も多く聞く言葉です。

確かに、その企業のサービスは素晴らしいかもしれません。ただし「いいんですよ」という表現では、AIには伝わりません。

今回は「主観的な自慢」を「AIが信頼できる言語」に変換する技術を説明します。

なぜ「いいんですよ」がAIに伝わらないのか

AIは「感情」や「主観」を処理する能力が低いです。

「心を込めて」「真摯に」「丁寧に」という表現は、AIのフィルタリングでは「信頼度を高める情報」として扱われないのです。

一方「平均対応時間4時間」「顧客満足度92%」「リピート率88%」という数値は、AIのフィルタリングで「客観的で信頼できる情報」として扱われるのです。

変換の具体的ステップ

ステップ1:「いい」を細かく分解する

「うちのサービスはいい」という主張を、もっと詳しく説明してください。

「いい」とは、何がいいのか。

例:

  • 「早い」のか
  • 「丁寧」なのか
  • 「安い」のか
  • 「質が高い」のか
  • 「親切」なのか

まず「いい」を「具体的な要素」に分解することが重要です。

ステップ2:各要素について「それを示す数値」を考える

「早い」→ 「平均対応時間は〇時間」「翌日対応率は〇%」

「丁寧」→ 「クレーム率は〇%」「顧客満足度は〇%」

「安い」→ 「業界平均比での価格差は〇%」

「質が高い」→ 「製品の耐久性が〇年」「再加工率は〇%」

「親切」→ 「スタッフの専門資格保有率は〇%」「顧客からのリピート率は〇%」

ステップ3:その数値を「事実として」集める、または新たに測定する

例えば「クレーム率は〇%」という数値がなければ、今月から測定を始める。

「顧客満足度は〇%」という数値がなければ、アンケートを開始する。

ステップ4:その数値を「複数の角度から説明する」コンテンツを作成する

例えば「対応の早さ」という強みであれば:

  • 「なぜ早いのか」(プロセスの工夫)
  • 「どのくらい早いのか」(数値)
  • 「お客さんはそれをどう感じているか」(顧客の声)
  • 「その結果、どうなったか」(顧客の成果)

これを「複数のブログ・コラム」として発信する。

変換の例

例1:飲食店の場合

主観的な主張:「うちの料理は、新鮮な素材を使った、心のこもった一品です」

AIが理解できる言語に変換:

  • 「毎朝5時に仕入れた新潟産の野菜を当日中に調理」
  • 「シェフは〇〇国での3年修行経歴」
  • 「口コミサイトでは4.8/5.0の評価。『食材の新鮮さ』で9割以上の高評価」
  • 「リピート率87%」
  • 「〇〇新聞で『新潟の新鮮野菜料理専門店』として掲載」

例2:BtoB企業の場合

主観的な主張:「うちはお客さのニーズを本当に理解します」

AIが理解できる言語に変換:

  • 「初回ヒアリングは平均5時間。その中で〇段階の質問を行い、課題を可視化」
  • 「過去3年の案件数は〇件。業界別対応実績は〇業界〇件以上」
  • 「導入後、平均して業務効率が38%向上(顧客アンケート)」
  • 「契約後の継続率は92%」
  • 「クライアント企業の経営層から『最も信頼できるパートナー』との評価」

この「変換」をする上での注意点

注意点1:嘘をついてはいけない

「数値を示す」ことは重要ですが、その数値は「確認可能な事実」である必要があります。

嘘の数値を示してはいけません。

注意点2:「現在、その数値がなければ、測定を始める」

「クレーム率を示していない」というのであれば「今月から測定を始めて、来月から公開する」という姿勢が重要です。

注意点3:「完璧さ」を目指さない

「業界トップクラスの数値」でなくても構いません。「正直で、測定可能な数値」が大切です。

グロースコントの「ペルソナ設計」がこの変換を支援する理由

グロースコントがペルソナ設計を重視するのは「ペルソナが『何を求めているのか』が明確になると、『うちのサービスの何が、そのニーズを満たしているのか』が言語化しやすくなる」からです。

結果として「主観的な自慢」が「AIが理解できる客観的な説明」へと自動的に変換されるのです。

まとめ

  • 「いいんですよ」という主観的な表現では、AIは企業を正しく評価できません
  • 「いい」を「具体的な要素」に分解し、各要素について「数値」で説明することが重要です
  • 「変換」の際には「嘘をつかない」「現在の数値がなければ測定を始める」「完璧さを目指さない」という三つの原則が大切です
  • この「変換」を複数の角度から繰り返すコンテンツが「50本のAEOコンテンツ」です

「うちのサービスって、どうやって言葉にしたらいいのか」という相談が増えています。グロースコントでは、その「言語化ワークショップ」から「50本のコンテンツ設計」まで、すべてをサポートしています。まずは無料診断でご相談ください。

コラム一覧へ戻る 無料診断を受ける